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令和3年11月28日長岡寺すこやか坐禅会

お寺からマインドフルネス:第5回提唱「気分の観察日記から」。
 先週の文章を書いてみて、改めて、イメージと坐禅との関連に関心を持ちました。とても興味深いものですので、もう少し時間をかけて検討したいと思います。そのため、先の長い宿題にさせてもらいたいと思います。
 さて、快不快という気分の日記についてですが、(付けてくれた人いますか?)日記をつけると、改めて思うのですが、いわゆる「前向き」に、不快から快への転換を目指すと上手くいかないです。
 それは、快は、快ゆえにそれを求められてしまいますし、不快は不快ゆえにそれを疎まれてしまいます。すると、もっと快を求めたくなりますし、もっと不快が無くなることを求めたくなります。その結果、いずれを求めても、「なぜ手に入らない」という苦しみだけが生じることになります。
 観察日記をつけるということは、今生きている自分から、半歩自分の身を引くようなものだと思います。観察日記をつけるのは、感情が大きく動いた日のきっと夜、寝る前のことだと思います。その時点で、感情が動いたときはすでに過去のことになっています。苦しみもまた、大切な「今、ここ」の話なのかもしれません。
https://youtu.be/dSfUcKPSApc

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