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令和3年9月19日長岡寺すこやか坐禅会

提唱と振り返り:正念(しょうねん)、八正道より。
八正道も終盤に入りました。佛遺教経に「念を摂めて心(むね)に置くべし」とありますが、私たちの心の器には、いろんなものが入り込みます。気が付けば、くよくよ、また気が付けばイライラといった具合です。気が付けばまだいい方で、知らない間にくよくよもイライラも私たちの手に負えなくなって、ついには八方当たり散らして、あとから後悔ということもあります。念という言葉に注意深く観察するという意味もあり、観察し続けることの意義を説いているのではないでしょうか。(マインドフルであるという翻訳も成立するかと思います)
主人公としての「私」が、時に不快な感情に自身を見失いながらも、再び注意深く手綱を握り、主役の座を奪還し、その座を防衛する為、心の器に入るいろんなものを、たゆまぬ努力で注意深く見張っている、何だかトレーニングみたいですね。

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